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息栖神社 東国三社参拝記2

息栖神社  東国三社のひとつですが、鹿島神宮、香取神宮に比べて参拝者が少ないようです。

一般には余り知られていません。

息栖神社 茨城県神栖市息栖2882  息栖神社Wikipedia         

舟だまり

一の鳥居

忍潮井(おしおい)  女瓶

河川の入江に鳥居が建っており、鎮座される神々が大海原に船で遠征されるイメージが、目を閉じると瞼に浮かびあがります。

二の鳥居

社殿

御祭神は 久那戸の大神 、天の鳥船の大神、住吉三神です。

 

久那戸の大神は、岐の神と職能的には同意的です。

集落の入り口に建ち、外敵から守る神としての性質をもちます。 道祖神もまたおなじです。

 

さて、天の鳥舟の大神は道案内の役目をもちます。お祭りされている神社も少数です。

神の世界とこの俗世を往き来する乗り物が、舟であると語り継がれております。

大神達をお乗せする舟を司る船長役のお大神なのです。

 

滝行の儀式に天の鳥舟と言うと儀式があり、ボートを漕ぐ所作があります。

入水前の準備体操ですが、舟を漕ぐ所作で神聖なる滝に向かう意識向上なのです 

息栖神社は、海洋を渡り渡来した海族を象徴した文化から、成立したお社だと思われれます。

 

住吉三神様につきましては、有名な神様ですので割愛させていただきます

稲荷神社