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香取神宮 東国三社参拝記3

香取神宮の御祭人神は経津主(ふつつぬし)のお大神です 。

大神は鹿島神宮神宮の御祭神タケミカヅチの大神と共に出雲に派遣され、大國主命を相手に国譲りの交渉を任された大神です。

 

刀を表す御名前の意味もあります。

タケミカヅチ大神とおなじく軍神として崇められておりました。

東国三社は大和政権が東北蝦夷を制定するために 重要な海軍基地に位置しておりました。

藤原氏の信仰 支援を受けてさらに力をましました。

 

東北には神武帝と争ったナガツネヒコの一族がの勢力圏でもありました。

千葉 茨城は地理的には全国的な制覇の拠点として、必要条件だったのでしょう 。

森に囲まれても気のせいでしょうか、何故か境内の木陰で古代を妄想しながら休んでいると海風の香りがしてくるのです。

ローカル的なロケーションの土産屋や飲食店が郷愁を感じました。 真白な紫陽花と境内に植えられた数本の菖蒲が印象的でした。自分流の空想の中にロマンを感じる巡礼でした。